2025年上半期モバイル契約まとめと今後の方針
1. はじめに
2025年もあっという間に折り返し地点を迎えました。上半期は、モバイル回線の見直しに力を入れた半年だったように思います。以前はドコモ系サービスへの依存度が高く、irumoやdカード、ドコモ光などを含めると「ちょっと偏りすぎかな」と感じるほどでした。そこで、通信費の見直しと同時に、リスク分散も兼ねて回線構成を刷新することにしました。
本記事では、そんな2025年上半期のモバイル契約の変遷をまとめるとともに、今後の方針についても書いていきます。
2. 現在の契約状況
現在契約している回線は以下の4つです。
- 回線A:日本通信 合理的シンプル290プラン + 70分無料通話オプション
- 主に音声通話用。物理SIMでiPhoneに挿入。
- 月額:基本264円+オプション355円
- 回線B:LINEMO ベストプランV
- 主にデータ通信用。eSIMでiPhoneに併用。
- 月額:2,700円
- 回線C:楽天モバイル Rakuten最強プラン
- 番号維持目的でサブのAndroidスマホに。
- 月額:980円
- 回線D:povo 2.0
- 必要時のみ使用。モバイルルーターに入れておき、外出時の「保険」として活用。
- 月額:0円(使うときに課金)
メインスマホにはAとBの2回線を入れており、音声とデータを役割分担して使っています。CとDは用途がかなり限定的ですが、必要な役割をきちんと果たしてくれています。
3. 実際の使用感と評価
使用量
- 回線A(日本通信):通話は月に約1時間半。データはほぼゼロ。
- 回線B(LINEMO):通話はゼロ。データは月10GB〜25GB程度。
- 回線C(楽天):ほぼ未使用。
- 回線D(povo):1日使い放題トッピングで集中利用することがある。
通信品質と満足度
- 日本通信のVoLTE通話はHD音質でクリアそのもの。必要なときに困らない安心感があります。
- LINEMOは、私の行動範囲では常に安定しており、スピードも十分。
- 楽天モバイルは正直使っていないのでわかりませんが、維持費としては高めの印象。
- povoは、1日使い放題のトッピングを活用すれば非常に高コスパ。速度も実用的です。
コストパフォーマンスの自己評価
- A(日本通信):通話メインで考えるとベストチョイス。文句なしの高コスパ。
- B(LINEMO):ちょっと割高感はあるけれど、品質の良さで納得。
- C(楽天):番号維持にはコスパが悪く、選択ミス感あり。
- D(povo):スポット的に使うには最強クラス。
4. 上半期の乗り換え履歴と理由
2025年上半期は、各回線で以下のような乗り換えを行いました。
- 回線A:irumo → NUROモバイル → 日本通信
- NUROで音声品質が悪く、逃げるように日本通信へ。プレフィックス不要なのも大きな決め手でした。
- 回線B:irumo → LINEMO
- 日本通信に移行したA回線との相性を考え、ドコモから完全に離れるためにMNP。
- 回線C:NUROモバイル → 楽天モバイル
- キャンペーン目当ての移行。でも正直、実用性は皆無。
- 回線D:新規契約
- 外出時の“無制限保険”として導入。
いずれの回線でも通信トラブルや障害はなく、快適に使えているのはありがたいです。
5. 今後の方針と展望
今後の見直し予定
- 回線A(日本通信):満足しているのでこのまま継続。
- 回線B(LINEMO):楽天モバイルへMNP予定。ポイント付与後にタイミングを見て動く。
- 回線C(楽天):日本通信にMNP予定。番号維持目的でコスパを改善したい。
- 回線D(povo):今のスタイルのまま継続。
基本方針
回線数をいたずらに増やしたくはないけれど、通信費の「分散と集約」のバランスを意識したい。できる限りシンプルで柔軟性のある構成にしていきたいです。
また、eSIM活用やデュアルSIM端末の恩恵は大きく、複数回線を“スマートに使い分ける”ことが可能になっています。以前のように、1回線にすべてを委ねる時代は終わったと感じています。
キャリアに対する思い
ドコモ依存を減らしてやったぞ!と喜んでいたところで、まさかの住信SBIネット銀行がドコモ傘下に入るというニュース。ちょっと悲しくもあり、「どこまで逃げられるのか…」と考えさせられる出来事でした。
6. おわりに
上半期のモバイル契約は、まさに「整理と再構築」の期間でした。通信費を見直し、必要な回線を見極めることで、今の自分にちょうどよいバランスを見つけつつあります。
とはいえ、通信環境やライフスタイルは常に変化します。今後も柔軟に対応しながら、「安定・快適・高コスパ」なモバイル運用を目指していきたいと思います。
この記事が、どこかの誰かの参考になれば嬉しいです。