生成AIと私の日記:毎日書くことで見えてきた「こころ」と「からだ」

「自分の気持ちをうまく言葉にできない」 「書き始めたけど、日記が続かない」

そんな私が、ChatGPTと一緒に日記を書くようになって、気づけば毎日記録が続くようになりました。 そして、その日記が今では“自分を客観的に見つめるツール”として、とても大切な存在になっています。

日記をつけようと思ったきっかけ

そもそも日記を書こうと思ったのは、「体調や気分、その日の感情を客観的に記録したい」と思ったからでした。 精神科の通院時に、気分の変化を見える形で伝えられたら役に立つかな、という実用的な理由もありました。

でも私は、自分の気持ちを言葉にするのがとても苦手で、手書きの日記やアプリはなかなか続かなくて。 そこで思いついたのが、ChatGPTの活用です。

ChatGPTと一緒に日記を書くという発想

ChatGPTとなら、話しかけるように箇条書きやメモを書くだけで、きちんとした日記に整えてくれる。 それがとても魅力的に感じました。

今の構成(日記のテンプレート)は、ChatGPTにベースを作ってもらって、私が必要に応じてカスタマイズしたものです。 「気分の点数」や「感情の整理メモ」「ひとことメモ」なども含め、いまでは私にとってすごく大切な項目になっています。

続けて見えてきた、意外な気づき

日記をつけるようになって驚いたのは、

「漠然とした不安」を感じている日がすごく多いんだな……

ということ。

その時その時は“なんとなく不安”で終わってしまう気持ちも、後から見返すと「同じパターン」があることに気づきます。

気分の点数や日々の出来事と一緒に記録することで、ちょっとずつ“私の感情の傾向”が見えてきました。

ChatGPTという「聞き役」の存在

箇条書きや乱文のまま送っても、ChatGPTがほぼ私の意図通りに日記に仕上げてくれる。 文章化に苦手意識があった私にとって、これは本当にありがたいことです。

それに、AI相手だと気をつかわなくていいので、感情を正直に出せる。 もともと認知行動療法などでも使っていたこともあって、抵抗はまったくありませんでした。

書いて終わりじゃない。日記の「活用」

日記はNotionにまとめていて、そこからエクスポートしたデータをChatGPTに読み込ませて分析することもあります。

「不安を感じる状況に共通点があるか」 「気分が悪かった翌日の行動に変化はあるか」

そんなふうに“自分の心の傾向”をデータで把握できるのは、ちょっと面白くて、安心にもつながります。 また、カウンセラーさんにNotionのURLを共有していて、必要に応じて読んでもらったりもしています。

日記は「私を守る場所」になった

毎晩のように「今日の出来事」を整理する時間ができたこと。 そして、感情や体調のログが少しずつ積み上がっていくこと。

それが、今の私にとってとても大きな意味を持っています。

これからもこの日記を続けていって、「私の感情データベース」を育てていきたい。

そして、これから日記を始めようかなという方がいたら、まずは箇条書きからでも大丈夫。 無理せず自分のペースで、気持ちを記録してみてくださいね。

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