性同一性障害の診断1回目
こんにちは。あやかです。
しばらく時間空いていまいました。定期的に更新を続けていきたいのですが、なかなか難しいです。
私事ですが、いよいよ性同一性障害の診断を受けるための検査を受ける事ができるようになりました。
ジェンダークリニックではなく、GIDの専門医も居ないなか、診断を行って下さる先生方に感謝しかありません。
まずは、私が抱える病気のひとつ「性別違和」と「性同一性障害」の違いについて書いていきたいと思います。
その後、1回目の検診内容を記したいと思います。
性別違和とは、簡単にいうと「身体の性と自分が認識している性が一致していないため苦痛を感じている状態」です。
性同一性障害は、「身体の性と自分が認識している性が反対の状態のため苦痛を感じている状態」となります。
微妙な違いですが、大きな違いがあります。
性別違和では、身体が男性であれば、自身が認識している性別は女性である必要はありません。
「男性ではないけれど女性でもない」や「男性でもあり女性でもある」などの状態でも、自身が苦痛を感じていれば性別違和となります。
対して、性同一性障害には「身体的に半陰陽ではない」等厳密な診断の基準があります。
そのため、検査には数か月の期間が必要となります。
その基準をすべて満たした場合のみ、性同一性障害と診断されます。
私の場合は、身体的な性が男性である事の確認等を実施していなかったため「性別違和」という診断となっていました。
大概のことは「性別違和」の診断書で対応できるのですが、今後正規のホルモン治療や戸籍改名をする場合に対応可能なのか不明なため、性同一性障害の診断を受ける事にしました。
続いて、1回目の診断についてです。
2021/3/11に1回目の診断でした。初回は泌尿器科でした。
泌尿器科で性器が正常か(半陰陽ではないか)の目視・触診での確認と遺伝子的に正常かを調べるための採血を行いました。
一瞬で終わるとは言え、先生に陰部を露出する必要があり、また、検査の目的が「正常な男性である事の確認」というのは精神的に疲れます。
目視・触診の結果は「異状なし(正常な男性)」、遺伝子検査の結果は2週間後となるようです。
また、診断の支払いですが、健康保険が使えるか不明なため一旦保留となっています。
他の方の記事を見る限り自費診療となる可能性が高いかなと思っています。
さて、次回の診察は2週間後。どのような結果になるのかドキドキです。