ネットワークの設定を行う
こんにちは。あやかです。
今回はESXi 6.7のネットワーク周りの設定を行っていきます。
まずは、vSwitchです。
インストール時点で”vSwitch0″が存在しており、”vmnic0(物理NIC)”と”Management Network(VMkernel)”が接続されています。
そのため、”vSwitch0″はポートグループを追加して、このまま外部との接続に使用します。
外部から直接接続する必要がないネットワーク用に”vSwitch1″を追加します。
vSwitchの追加は、ナビゲータ→ネットワーク→仮想スイッチから「標準仮想スイッチの追加」をクリックして行います。
“vSwitch名”に適当なvSwitch名を入力して「追加」をクリックすることでvSwitchが作成されます。
次に、ポートグループを作成します。
凄くザックリですが、ポートグループはvSwitch内のVLANと考えてよいと思います。
今回の構成では以下のポートグループを作成します。
なお、アップリンクとなる物理NICが1ポートしかないため、各ポートグループ毎にVLANを設定することになります。
対抗のCCR1009にてVLANを解き、適切なネットワークにブリッジすることになります。
・管理用ネットワーク(Management Network)
ESXiのインストール時に自動的に作成されるESXi管理用のポートグループ。
・生活ネットワーク(Utilize Network)
家族のPCやプリンタなどが接続されているセグメントと直接繋がるポートグループ。
・フレッツ接続用ネットワーク(Outside Network)
仮想ルーターからPPPoE接続するために直接ONUに繋がるポートグループ。
・DMZ用ネットワーク(DMZ Network)
既存のネットワーク環境にサービスを提供するためのポートグループ。
・Internalネットワーク(Internal Network)
内向けDNSサーバや監視サーバなど外部から直接アクセスされないサーバーを配置するためのポートグループ。
・Externalネットワーク(External Network)
Webサーバや権威DNSサーバなど外部から直接アクセスされるサーバーを配置するためのポートグループ。
ポートグループの追加は、ナビゲータ→ネットワーク→仮想スイッチから「ポートグループの追加」をクリックして行います。
“名前”に適当なポートグループ名を、”VLAN ID”にVLANIDを入力し、追加するvSwitchを選択した後「追加」をクリックすることで作成されます。
以上でネットワークの設定は終了です。
次回は仮想ルータの作成を行いたいと思います。